LB200の上位機種がLB2045ということで、いずれも「ベルトールド」社(ドイツ)製ということですね。
▼ベルトールド
http://www.berthold-jp.com/index.html
まず、このサイトには以下の注意書きがあります。
> 弊社の取り扱い製品のネット販売は行っておりません。ネット販売にてご購入された商品のメンテナンスおよびサービスはすべて販売会社にお尋ね下さい。
そして、メーカーサイドの価格表示はありませんね。つまり「オープン価格」ということで、価格は販売会社に委ねられている、ということになりますね。その価格の中には、機器のメンテナンスやサポート体制も反映されているのかも知れませんが....敢えて、ネットで調べてみると、以下のような情報を確認できます。
まず、メーカサイドの製品情報
▼水質・食品・土壌 汚染モニター(ベクレルモニター) | アイソトープモニター | 製品情報 | ベルトールドジャパン株式会社
【LB 200/LB 2045】
http://www.berthold-jp.com/products/isotope/foodplant.html
↑
各製品のカタログ(PDF)が入手できますね。
▼【楽天市場】《ベルトールドジャパン正規国内販売代理店》食品・植物放射線ベクレルモニター LB200【smtb-k】【w3】:LaboShop21
http://item.rakuten.co.jp/laboshop21/lb200/
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LB200(本体)の価格は、販売価格 1,000,000円 (税込) 送料込。
別途オプション各種参考情報あり。
※オプションのLB200専用テスト線源:販売価格546,000円(税込)は必須かも。
>《弊社はベルトールドジャパンの正規国内販売代理店として承認を得ています》
>※並行輸入店では下記のサービスはお受けできませんのでご注意ください!
>◆再校正依頼、修理等のアフターサービスは国内でお受けいたします。
> ※その場合は弊社が窓口となりますのでお問い合わせくださいませ。
>◆メーカー保証1年(お客様納品日より1年間)
▼【楽天市場】ガンマ線スペクトロメーターLB2045:LaboShop21
http://item.rakuten.co.jp/laboshop21/lb2045/
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LB2045(一式)の価格が、販売価格 2,940,000円 (税込) 送料込
「楽天市場」のLaboShop21さんでは、
LB200(本体)+LB200専用テスト線源=1546,000円(税込)
LB2045(一式)=2,940,000円 (税込)
で、約2倍の価格差、という見当になりますね。
一方、
▼ベルトールド社 Berthold Technologies (LB200, LB2045) - 【正規品】 放射能測定器販売店 桜子 = 全商品税込・送料込 , メーカー保証書付き, 詳述日本語説明書, 修理・較正 [較正証明書] , 徹底アフターケアサービス付き =
http://inspector.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1185163&csid=0
↑
放射能測定器販売店 桜子さんでは、
▼ベクレルモニター LB200 [3点セット] 日本語説明P32ページ付き - 【正規品】 放射能測定器販売店 桜子 = 全商品税込・送料込 , メーカー保証書付き, 詳述日本語説明書, 修理・較正 [較正証明書] , 徹底アフターケアサービス付き =
http://inspector.shop-pro.jp/?pid=39164973
↑
LB200 [3点セット]の価格が、販売価格 720,000円(内税)
▼ガンマ線スぺクトロメーター LB2045 [5点セット] 日本語説明P52ページ付き - 【正規品】 放射能測定器販売店 桜子 = 全商品税込・送料込 , メーカー保証書付き, 詳述日本語説明書, 修理・較正 [較正証明書] , 徹底アフターケアサービス付き =
http://inspector.shop-pro.jp/?pid=39165376
↑
LB2045 [5点セット]の価格が、販売価格 1,400,000円(内税)
サイト情報だけを見ると、「桜子」さんのほうが親切で安心できるような気がします。
それにしても、販売店の違いによってこれだけの価格差があるんですねぇ。
その価格が費用対効果としてどちらの機種のほうが(ユーザにとって)優位に設定されているか?を判断するには、実際の使い勝手にも関わってくると思います。
ただ、両者の機器特性として、まず、大きく違うのは、
LB200は、「ハンディタイプ」(重量:約800g)であるのに対して、
LB2045は、「据置型」(重量:約75Kg)という点ですね。
そして、検出精度は、
LB200は、放射能の総量が対象となっていて、精度を高めるには手計算での校正が必要。
LB2045は、放射能核種の特定ができて、補正機能が標準装備。
> この測定器(LB200)で100Bq以上出た場合は 外部でゲルマの検査をします、との事。
との報告がありますが、
「牛乳」の新基準値は「50Bq」ですよね?
学校給食では「牛乳」は毎日必ず出るものではなかったでしょうか?
「ごはん」に「牛乳」という取り合わせさえある、と聞きます。
そういう点から見ても、学校給食という性格に対する取り組み姿勢として、「100Bq」を基準に採るスタンスが理解できません。
水際の現場をもう少し真摯に受け止めて欲しいものです。
思うに、販売会社によっては、「LB200」の取り扱いはあっても「LB2045」の取り扱いはない、というケースもあるようです。この場合は、販売会社の都合ではないと思うんですけどね。
また、もし、予算の都合で、携帯性を重視せざる負えない、というのであれば、価格帯として「LB2045」程度の機種を複数台用意できる「一宮市の埋蔵金」を検討することも可能なのではないでしょうか?
私が指摘する「一宮市の埋蔵金」とは、
一宮市の制度の中で4年が経過する「一宮市市民活動支援制度」の中で蓄積されている「基金」のことを指します。この基金は、4年を経過して蓄積されて、なお、運用方法が定まっていないようです。運用方法の発表もまだないはずです。よって、これを、私は「埋蔵金」と呼んでいるわけですが、この蓄積された基金を学校給食のための放射能測定機器の購入資金として充当しても、用途目的としては「広く市民の安全を守る」という点で「基金」の性格を大きく外れているとは思えません。そして、その裁量は一宮市長に委ねられているともあります。
▼市民活動支援制度 条例
http://www.138npo.org/about_02.html
>(一宮市市民活動支援基金の設置等)
> 第22条 市民活動団体の活性化及びその活動の促進を図るため、一宮市市民活動支援基金を設置する。
> 7 市長は、財政上必要があると認めるときは、確実な繰戻しの方法、期間及び利率を定めて、基金に属する現金を歳計現金に繰り替えて運用することができる。
↑この基金の総額は、現時点で、2000万円を超えているはずです。
▼links★一宮市 市民活動支援制度の話題
http://36way.net/links/138_436.htm
>今日の電話でも 一度話を聞いてほしいと言いましたが
>「それは出来ません」ときっぱり。
>市役所なのに、市民の話は聞けないって・・・・
なにが市職員にそう言わしめているのか?
「闇」ですね。